普段から環境や手入れを万全にしていても、胡蝶蘭は病気になってしまう事があります。
その病気の中でも代表的な病気をあげてみました。
フザリウム
フザリウム症とは、カビの一種が土壌中に残って伝染する病気です。
症状としては、
.葉:中ほどの葉が黄色く変色し次々と落ちていく
.茎:赤紫に変色したり、茎に近い葉の根元から黄色に変色していく
.根:黒に変色したり、根が腐ってしまう等
リゾクトニア
リゾクトニアは、糸状菌による根の病気です。
根が黒くなっていき、根としての機能を果たさなくなると葉が脱水症状を起こし、枯れてしまいます。
炭素病
カビの一種が原因で、葉に黒や褐色の斑点ができたり、葉が枯れてしまう病気です。
軟腐病
株全体に発生する病気です。最初は葉や地ぎわに水浸状の斑点ができ、放っておくと蘭全体が腐ってしまいます。
葉焼け
強い日光によって、焦げた様に黒くなったり、色素が抜けた様に白くなったりします。
この症状が出たら、すぐに日陰に移動させる様にしましょう。